横隔膜の重要性

みなさん、こんにちは!
ピラティススタジオTRY 代表の荒井です!

今回は『横隔膜の重要性』についてお伝えします!

⭐体幹を強くしたい!
⭐睡眠の質を良くしたい!
⭐日常的な呼吸の浅さをなんとかしたい!
など

これらのお悩みには 横隔膜へのアプローチが 抜群に効果的です

横隔膜の解剖

まず横隔膜は”膜”とついていますが筋肉であり自分自身でコントロール することができます。

そして、
横隔膜には自律神経が絡んでいるため
睡眠や食べ物の消化や吸収にも大きく影響しているのです。

起始:
横隔膜は胸郭と腹部の間に位置し、胸郭側と腹部側にそれぞれ起始部がある。
胸郭部:肋骨の下面、胸骨、肋間筋間膜
腹部部:腰椎の横突起や仙骨、腰筋膜

停止:
中心腱と呼ばれる中央部分であり、左右の横隔膜が中央で交わる。

働き:
横隔膜は呼吸運動の主要な筋肉であり、呼吸の際には活発に収縮と弛緩を繰り返す。
吸気(息を吸うとき)では、横隔膜は収縮して下方に平坦化し、胸腔容積を増加させる。
これにより空気が肺に入ります。

呼気(息を吐くとき)では、横隔膜は弛緩して上方にドーム状に戻り、胸腔容積を減少させ、肺から空気を排出する。

横隔膜の動きが円滑であることは、正常な呼吸のために不可欠です。

横隔膜の役割

横隔膜の役割には

①身体を安定させる
②呼吸をする
③胃や動静脈を締める
という働きがあります。

1つずつ見ていくと
①身体を安定させる

体幹と呼ばれる筋肉には4つあり
・横隔膜
・腹横筋
・腰部多裂筋
・骨盤底筋群
があります。

その中でも最も重要なのが横隔膜であり他の3つの筋肉の司令塔の役割をしています。

そのため、横隔膜の機能を高めなければ 体幹が安定することはないのです

②呼吸をする
横隔膜は無意識でもずっと働き続けて酸素を体に取り込んでいます。
そのため横隔膜がしっかりと働けていないと呼吸が浅くなってしまい酸素が十分に取り込めません。

当たり前ですが酸素は人間にとって最も重要な 栄養素であり身体のエネルギー源になっています。
また、横隔膜の働きが 悪い=自律神経の機能も悪いとなり
・睡眠の質の低下
・胃腸機能の低下
などにつながるのです。

③胃や動静脈を締める
横隔膜を貫通するように
・食道(口と胃を繋ぐ管)
・大動脈
・大静脈
が通っています。

横隔膜が収縮・弛緩を繰り返すことでこの食道・血管の流れは加速しています。
横隔膜の機能低下はこの機能も低下するため
・逆流性食道炎
・低血圧
などにも影響するのです。

身体のために必要な 安定感や自律神経などは 横隔膜が鍵を握っているんですね❗

セルフケアとまとめ

この横隔膜の機能改善するためには肋骨の柔軟性が必要なため簡単なセルフケアをお伝えします!

①仰向けで寝た状態で膝を曲げる
②両手を頭の方にバンザイして楽にする
③そのまま深呼吸をして肺を空にする
④4~5回ほど繰り返す

※しっかりと吐き切り肋骨が下がるのを感じる。

これだけでも肋骨が硬くなり。
横隔膜の機能が低下している人は呼吸が楽になりさまざまな変化が感じられるかもしれません!

ぜひやってみてください

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