イクイップメント(マシン)について

ピラティスで最も代表的なイクイップメントのリフォーマー。キャリッジ（座面）が動くことで不安定な状態でエクササイズを行うことが可能となり、筋肉や関節などの骨格の調整はもちろん、大脳皮質や三半規管などの神経機能レベルでのアプローチが可能となります。

また、手や足に装着するループやボックスなどのアイテムを使用することで、500種類以上のエクササイズが可能となっています。

リフォーマーに付属しているタワー。筋肉を使う感覚や、身体を動かす感覚を呼び起こすのに最適なマシンです。

円形の動きをするプッシュスルーバーや、長短のスプリングを用いることで、生活上で起こり得る正しい動作を引き出します。

ピラティスレッスンにおいて、危険を伴うマシンでもあり、安全かつ効果を適切に引き出すには専門的な指導者のもとエクササイズを行うことが重要になります。

イクイップメントの中でも、スプリングがついていないことが特徴の一つです。そのため、ラダー（ハシゴ）や地面を強く踏むことで、体幹を安定させるなど、他のイクイップメントとは違う性質を持っています。

背骨をバレル（樽）に沿わせることで、柔軟な背骨の獲得やしなやかな脚のラインを引き出すことができます。

名前の通り、イスにスプリングがついているイクイップメント。座っている時間が世界一長い日本人にとって、座位でエクササイズを行うことでより生活動作に反映させることができる。

また、スプリングによりバーが下から突き上げてくるため、リフォーマやータワーでは行えない運動制御を学習できる特徴を持つ。

　独立した２台のカートを用いるマシンで、立位のエクササイズを中心に歩行動作の改善などに非常に効果的なマシンです。エクササイズのバリエーションが豊富で、実際には四つ這い〜歩行動作までのアプローチが可能となります。