マタニティピラティス

　妊娠中に多くの方は何かしらのマイナートラブルを感じています。マイナートラブルの中にはつわりによる吐き気や眩暈、肩こりや腰痛といった身体の内側・外側の問題と多岐にわたるでしょう。中でも、肩こりや腰痛などの筋骨格系のトラブルは妊娠中だけでなく出産後まで影響を及ぼすことから多くの妊婦さんが悩んています。また、どこまで運動して良いのか、安静にしていた方が良いのかそういった不安を感じている方も多いです。

　ACOG　FQA(アメリカ産婦人科学会)は、「毎週少なくとも150分間の中程度〜強度の有酸素運動」を推奨しており、エクササイズを行うことを推奨しています。また、日本の妊婦スポーツの安全管理基準でも同じように「心拍数で 150回/分以下、自覚的運動強度としては"ややきつい"以下が望ましい」程度の運動をするように示しています。

　妊娠中は特に動かせる方向や範囲が限られおり、いくらエクササイズを推奨していても無理は禁物です。腰痛や肩こりの原因は運動不足や筋肉のアンバンランスであることがほとんどのため、筋肉のバランスを整え、適度な有酸素運動であるピラティスは非常に理にかなっているのです。

　妊娠中の身体は産前と比べ、想像もつかないほどに大きな変化をしています。特にホルモンの作用により靭帯と呼ばれる骨同士を繋ぐ硬い組織が柔軟になることで、出産に向けて準備をしていいくのです。ところが、このホルモンの作用により靭帯だけでなく筋肉までもが柔らかくなるため、関節が非常に不安定な状態になるのです。

　妊娠中はお腹の膨らみによる動作のとりにくさ、どこまでのエクササイズを行なって良いのか判断がつかない点から、運動をせずに出産まで迎えてしまう方がほとんどです。結果として、出産をするための体力や筋力が低下してしまい難産となってしまうのです。この妊娠中の準備は出産だけでなく、産後にも影響します。当スタジオでのレッスンは専門的なマシンやサポートアイテムを用いて行うことから出産・産後に向けての体づくりに安心して取り組むことができます。

　当スタジオの代表は筋骨格の専門家である柔道整復師(国家資格)を持ち、マタニティや産後の方に対する豊富な臨床経験を持っています。また、マタニティピラティスインストラクター資格も持ち、マタニティにおけるエクササイズや注意事項に関して安専門的な知識を有しており安心して取り組んでいただけます。

　妊娠中は通常の状態よりもより繊細な身体の状態のため、より専門的な知識や経験が求められます。ぜひ、エクササイズに対して不安を抱かずに行えるピラティスを当スタジオで！