
ピラティススタジオTRY 代表の荒井です!
多くの女性のお悩みであるモモの外側に張りについてお困りではありませんか?
どんなにシェイプアップしてもモモが細くならない・・・。
それは、大腿筋膜張筋のせいかもしれません!
- 大腿筋膜張筋の基礎解剖
- 大腿筋膜張筋を緩める方法!?
- 美脚エクササイズ
- まとめ
大腿筋膜張筋の基礎解剖
長い名前の筋肉ですが、この筋肉の付着部位と働きを見ていきましょう。
○ 大腿筋膜張筋
起始:腸骨稜外唇の前側、上前腸骨極の外縁、大腿筋膜の深部
停止:大腿筋膜が大腿の近位1/3のところで腸脛靭帯となる
働き;股関節の屈曲・内旋・外転。大腿筋膜を緊張させ、膝伸展の補助。
神経:上殿神経、L4、L5、S1

このようになっています。名前にも入っている通りこの筋肉の大部分は筋膜となっており腸脛靭帯と呼ばれる長い線維になっています。
腸脛靭帯は、お尻にある大きな大殿筋と大腿筋膜張筋から始まり、スネの骨の膝付近外側に付着しています。この腸脛靭帯はモモの外側に位置しており、真横から触れれば硬い線維が触れられるかと思います。
そして、モモの張りを感じている方、なかなかモモが細くならない方のほとんどは大腿筋膜張筋を含め、この腸脛靭帯が張っています。
大腿筋膜張筋を緩める方法!?
では、この大腿筋膜張筋はなぜ張ってしまうのでしょうか?
この筋肉の働きは「股関節の屈曲・内旋・外転」でしたね。
姿勢を見ると多くの女性は股関節が内旋・外転しています。さらに、腰が剃ることで骨盤前傾となり、結果的に股関節の屈曲もしているのです。まさに、この大腿筋膜張筋が緊張していると言えますね。
反対に股関節を伸展・外旋・内転する筋肉はどうなっているでしょうか?
代表的なものには
- 伸展筋→大殿筋、ハムストリングス
- 外旋筋→大殿筋、深層外旋六筋
- 内転筋→内転筋群
があります。



これらの筋肉は、現代人の多くの方が弱くなり機能低下を起こしている筋群になります。
つまり、これらの筋肉の弱化・機能低下により、大腿筋膜張筋が相対的に緊張せざるを得ないということです。
では、対処法はこれらを使えるようにし、適切な長さ・機能を取り戻すことになります。
大腿筋膜張筋に対してマッサージや電気をかける、あっためるのも悪くはありませんが、対となる筋肉に対してアプローチすることが重要なのです。
美脚エクササイズ
では、憧れの美脚を手に入れるためのエクササイズをしていきましょう。
● 美脚エクササイズ
姿勢・横向きに寝る
やり方:
- 横向きに寝て、頭から足までを一直線にする。
- 股関節から脚を少し前に曲げる
- 上側の脚を肩幅に開き、つま先を天井に向けるように股関節から捻る
- つま先が天井に向いていている状態を維持したまま脚をあげる
- ゆっくりと降ろしていく
- 繰り返す
ポイント
- 動かしている脚以外は動かないようにする
- 足先を遠くに伸ばすようにすることで骨盤を立てる

まとめ
モモがなかなか細くならない原因はお分かりいただけましたでしょうか?
原因に対してしっかりとアプローチをすれば、結果は必ず付いてきます。
それでもなかなか結果が出ない、うまくできない場合はぜひピラティススタジオTRYにお越しください。
あなたの悩みに寄り添うレッスンをお約束いたします。
⚫︎ピラティススタジオ TRY
営業時間:月・火・水・金 9:00~20:00
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定休日:木・祝日
住所:埼玉県川口市鳩ヶ谷本町3-16-4 グリーンヒル101
代表:荒井 俊輔
