
ピラティススタジオTRY 代表の荒井です!
猫背姿勢からなかなか改善できずにお困りではありませんか?
もしかしたら、小胸筋が原因で猫背が改善できていないかもしれません。
- 小胸筋の基礎解剖
- 小胸筋で猫背になる理由
- 小胸筋のストレッチ
- まとめ
小胸筋の基礎解剖
それではまず小胸筋の付着部位や働きを見ていきましょう。
○ 小胸筋
起始:第3〜5肋骨上縁、外面の軟骨付近、対応する肋間筋膜
停止:肩甲骨烏口突起の内縁、上面
働き:起始が固定されていると。肩甲骨を前傾させる。肩甲骨が固定されていると、小胸筋は強制的な吸気を補助する。
神経:内側・外側胸筋神経、C6、C7、C8、T1

となっています。
小胸筋は大胸筋の下にあるため、目立ちにくい筋肉ですが、猫背の方は大胸筋とともに硬く短縮しているケースが多く見受けられます。
小胸筋で猫背になる理由
それでは小胸筋がなぜ猫背と関連するのでしょうか?
小胸筋は肩甲骨を前傾させる働きがありますが、これは停止部位である肩甲骨烏口突起を前下方向に引っ張ることで起こる運動です。
そのためこの筋肉が短縮していると、肩甲骨は前傾から抜け出せないため、猫背姿勢で固まってしまうということです。

小胸筋が短くなってしまっていルカの検査は、仰向けで寝た状態で肩と床の距離が指3本以上入ってしまう場合陽性と判断します。※壁に背を付けて立っても同様になりますが、重力方向が違うため寝た状態がおすすめです。

小胸筋のストレッチ
それでは、小胸筋い対するストレッチを行なっていきましょう。
● 小胸筋ストレッチ
姿勢:体育座り
やり方:
- 体育座りの姿勢から両手を掌1枚分開けて後ろにつく。(指は足向き)
- 胸を張るようにしてお尻から頭までを一直線にする。
- そのままの姿勢で深呼吸を繰り返す。
- 可能であればお尻を持ち上げ、肩から膝までを一直線にする。

まとめ
小胸筋は表面上に見えず、大胸筋の下に隠れているため意識されにくいですが、猫背の方のほとんどが短縮している筋肉です。この大胸筋は付着部位が上腕骨であり、小胸筋は肩甲骨。となると、より猫背に関連してるのは小胸筋かもしれません。
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